少しマニアックなアニメの長編作品を紹介。
脚本家の岡田麿里さんが監督した作品『さよならの朝に約束の花をかざろう』です。
ファンタジー作品なのですが、しっかりとした人間味を書き出しています。
主人公の女性は長命な種族なのですが、とあるきっかけで人間の赤ちゃんを育てていく事になります。
家族のいない独り身の主人公が、同じく独り身の男の子の赤ちゃんとの子育てを通じて、家族の意味や長命であるが故に皆を見送る悲しさなどを、互いの成長を通じて観客に語りかけてくる作品でした。

監督は「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」や「心が叫びたがってるんだ。」の脚本家として知られる方で今回が初監督だそうです。

主人公のマキアを演じたのはまだまだ新人声優の石見舞菜香さんです。

大変失礼な物言いですが…お二人とも監督・声優とそれぞれの分野でまだまだ粗削りな部分が見て取れましたが、作品に掛ける気持ちや志・覚悟を感じれる「若さ・透明さ」があったように思います。

予定調和な完璧な作品よりも、「この作品を見て欲しい！」と言う粗削りながらも熱量のある作品の方がワタクシ的には好きですねwww

大変ステキな作品ですのでアニメに抵抗がなければ皆さんも見て欲しいと思います。

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